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手術は根本治療ではありません
このページのポイント
手術はがんを取り除くが、がんの原因を取り除くわけではないので再発の可能性は常にある
手術は免疫力を低下させるため、がん再発の原因となることがある
以外と理解しておられないことがあります。それはがんは手術で取ってしまえば大丈夫と思っている方が意外に多いことです。原因療法という考え方をご存知でしょうか?要するに原因に対して治療を行う根本治療といわれるものです。現代医学において原因療法はほとんどありません。ほとんどが症状をとる対処療法と言われるものです。現代医学の中で原因療法の代表が抗生物質なのです。かぜをはじめとする感染症に対して症状を取るのでなく原因菌を殺すことによって病気を治すものです。これは完全に原因を取り除くわけですから原因療法となるのです。手術はどうでしょう?手術はがんを取り除きますが、すべてを取り除くことはできません。というかすべてを取り除いたかどうかを知るすべがないのです。そのため病巣よりもかなり広い範囲を取り除くことをします。さらにがんの転移を防ぐため、広範囲のリンパ組織も一緒に取り除きます。ここでポイントとなることが2点あります。
1つは手術はがんを取り除くことができるが、がんの原因を取り除くことはできないということなのです。がん取り除いてもがんの原因を取り除かなければいづれは再発します。
もう1つは手術はがんを作り出す可能性(再発の原因になる可能性)があるということです。
それはどういうことか?がんが発生するのは偶然でなく必然である。つまり原因が必ずあり,
はっきりしているということなのです。その原因の一つが免疫力の低下なのです。手術でどうして免疫力が下がるのか?原因は何種類かあります。1つは手術による体力の低下、それに手術によって食事などが制限されるため栄養状態が悪くなり体力が低下します。さらに手術に伴う細菌感染や多量の出血など免疫力は低下していきます。さらには手術を行うと組織を再生しようとするためさまざまな細胞が活性酸素を放出し、細胞分裂を促進させるのです。この細胞分裂の促進によってがん細胞が息を吹き返す可能性があります。またこれらによって、術後はがん免疫の要であるリンパ球の数と比率が減少し、好中球の比率が上がります。このようなことでガンの再発リスクはさらに高まるのです。
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