掌蹠膿疱症の漢方治療的視点からみた原因

掌蹠膿疱症を漢方で考えた場合大きくは次のように原因を分類できると思います。しかし、すべての掌蹠膿疱症を上記の漢方で分類することは出来ませんし、多くの場合、原因は複合しています。実際には写真もしくは直接患部を見てみないとなんともいえません。

陰虚
身体の陰分(水分)不足が原因で起こる場合
代表処方:三物黄ごん湯

風寒

見えざる冷えが原因し経絡、気血の流れを疎滯し、発症させている場合。
代表処方:十味敗毒湯

血虚血熱
血液の栄養状態の問題により皮膚の再生機能に問題を生じる場合、血液の不足により血液が熱を持ち炎症を起す場合
代表処方:温清飲

※冷えが原因の掌踵膿疱症の場合は温熱療法の併用で好走することがあります。

掌蹠膿疱症の漢方治療を行う上での食養生的な視点からの原因と対策
掌蹠膿疱症の患者は多くの場合食事に偏りがある場合が多いのです。これは皮膚病全般に共通する点ですが、動物性脂肪と砂糖類の摂取が多く、それに比べ野菜の摂取が少ない傾向があります。そのためお菓子は取らない、動物性脂肪を極力控えることが重要です。