アトピー患者さんのステロイドとの付き合い方
アトピー患者さんのステロイドとの付き合い方その1
ステロイドは使って良い場合がある
ステロイド外用剤とどう付き合うのか?ステロイドは是か非か?よく聞く問題です。
当薬局では絶対だめ!!ではありません。必要な場合もあると考えています。アトピーの原因はともかくとして症状は火事にたとえるとわかりやすいのです。
火事は早めに消した方が早く消えるのです。当たり前です。もし、今までステロイドでコントロールできていて、何かの記事を読んで急に不安になってステロイドをやめて症状悪化したのなら、とりあえずつけて抑えたほうが良いです。小火で消すのが効率的なのです。それが消火器を使おうと水を使おうと良いのです。しかしもし消火器を使うのであれば後始末をする必要が出てくるのです。
アトピー患者さんのステロイドとの付き合い方その2
日本の病院で出るステロイドは強いものが多い
ステロイドはうまく使用すれば問題ないと思いますが、日本では強めのステロイド剤がでる場合が多いのです。これは早く結果を出そうという考えなのかもしれませんが、これがステロイドの問題を難しくしているようです。ステロイドはコントロールできる最低限の強さのものを選ぶため医師とよく相談してください。
アトピー患者さんのステロイドとの付き合い方その3
ステロイドは多くの人が塗りすぎです
ステロイドはべったり塗ったからよく効くというものではありません。むしろ効果を持続させたいなら、患部のみ薄く塗ることです。
アトピー患者さんのステロイドとの付き合い方その4
ステロイドそのものが皮膚炎の原因になることがある
ステロイドはコレステロール骨格なので時間が経過すれば酸化コレステロールになります。この酸化コレステロールは2次的に炎症を引き起こす可能性があるのです。これを防止するのには何種類か方法が考えられます。コレステロールが酸化しないように、抗酸化作用の物質を常にとること、このコレステロールを体外に排出することです。
アトピー患者さんのステロイドとの付き合い方その5
ステロイドが効かなくなってきたら
上記のように時間がたつとステロイドは効かなくなることがありますが、まず効かなくなったら、患部を清潔にし、前のステロイドをきれいに落として使用してください。ステロイドによって局所の免疫能が低下して慢性感染を起していることもあります。その際、病院であまり診察せず強いステロイドが出るようなら病院を変えた方が良いでしょう。
アトピー患者さんのステロイドとの付き合い方その6
ステロイドは徐々に減らす
炎症が治まればステロイドは必要なくなるのです。そうなればまずステロイドのレベルと量を減らしてゆきます。炎症の状態と相談しながらです。もしステロイドをある一定以下に減らすと症状が出てくる場合は問題が残っているので、それを漢方薬やその他の方法で取り除きながら薬を減らしてゆくのです。
アトピー患者さんのステロイドとの付き合い方その7
ステロイドをやめたら
非ステロイド性の軟膏およびセラミドやワセリン、スクワレン、馬油、オリーブオイル、アトピー用化粧品など自分にあったもので保湿、皮膚の保護を行うのです。