| 狭心症と漢方 |
| 中医学(漢方)で狭心症に相当するものを胸痺といいます。 |
| 胸痺の臨床特徴 |
| 胸悶、胸痛、甚だしければ胸痛が背中まで響き、呼吸促迫、喘息、眠れないなどの症状が起こるもの。 |
| 胸痺の病因病機(病気の起こる原因としくみ) |
@寒邪内侵:もともと冷え性や心臓の機能が低下しやすい状況で寒邪(急激に冷やされた)が進入した場合
A飮食不当:飮食の不摂生、油っぽいもの、甘いものの食べすぎ、お酒の飲みすぎなどによって起こる
B情志失調:心配事や感情の抑圧、ストレスなど
C老年体弱:老化に伴う心臓機能の低下
※実際には@〜Cまでの原因が複合して病気を誘発すると考えられている |
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治療の際の漢方的(中医学)診断:弁証論治
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| 弁証 |
主な症状 |
治法 |
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| 心血?阻 |
胸部刺痛固定、夜悪化、舌暗紫 |
活血化?、通絡止痛 |
血府逐?湯 |
| 痰濁壅塞 |
胸悶、呼吸促拍、喘息、痰が多い、苔濁膩、脈滑 |
通陽泄濁 |
括楼薤白半夏湯 |
| 陰寒凝滞 |
寒くなると悪化、四肢厥冷、呼吸促拍 |
辛温通陽、開痺散寒 |
括楼薤白白酒湯 |
| 心腎陰虚 |
心悸、寝汗、心煩、不眠、耳鳴り、眩暈、舌赤、脈細数 |
滋陰益腎、養心安神 |
左帰丸加減 |
| 気陰両虚 |
微かに痛い、時に発作、倦怠、目眩、疲れると悪化脈細弱、無力 |
益気養陰、活血痛絡 |
生脈散と人參養栄湯加減 |
| 陽気虚衰 |
気短、出汗、畏寒、四肢冷え、顔面蒼白、舌淡白か紫暗、脈沈細 |
益気温陽、活血痛絡 |
参附湯と右帰飮加減 |
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