漢方の適応
漢方薬が合わない人はいません。(薬が合わないのではなく証が合っていないことはあります)
漢方はすべての疾患に対応できます。しかし得手、不得手や疾患により症状の改善時間が異なります。ここでは大雑把に疾患の効率的適応と改善時間について説明したいと思います。
※ここで述べているものはあくまで目安です。個体差や病情の軽重その他の問題によりうまくいかないケースも残念ながらあります。
漢方の得意分野
内臓疾患、全身循環(血行)に関する疾患(脳、心臓血管疾患を含む)、炎症性疾患、感染症
漢方の不得意分野(他の治療法に比べ時間がかかる)
整形外科疾患(局所の痛み)・・・腰痛、下肢痛など
*内臓の問題からくる腰痛、血管の閉塞などが原因の循環不全による下肢痛には有効
症状の改善まで時間のかかる疾患
パーキンソン病治療・・・(6ヶ月ぐらいは改善が見られないことが多い)I
精神疾患(うつや神経症)・・・最初の3ヶ月は変化が見られないことが多い
更年期障害・・・(ひとつの症状を取ると次の症状が出てくる)
血管の閉塞が原因による諸症状(器質的疾患)・・・(2、3ヵ月後に急に改善することがある)
治癒過程の長い疾患
癌
アトピー性皮膚炎
掌踵膿疱症
自己免疫疾患
治癒の難しい疾患
癌
慢性関節リウマチ(変形した組織がもとに戻るのは難しい。変形の進行の抑制と痛みの消失が目標)