漢方薬と健康食品
ここでは漢方薬と健康食品の違いについて触れてみます。

漢方薬と健康食品の違い
漢方薬は医薬品です。しかし健康食品は医薬品ではありません。そのため、健康食品は効能効果を謳うことができません。しかし健康食品の原料はほとんどが漢方の生薬です。生薬には効能効果があります。しかし健康食品はいままでの漢方の処方と異なる組み合わせや、新しい原料を使ったりします。そのため、使用方法や安全性、効能効果は確立していないものが多いといえます。

漢方薬 健康食品
効能効果の表示 できる できない
成分(生薬)の種類 2種類以上が基本 1種類のものが多い
副作用 少ない 確立していない
使用方法 確立している 確立していない

健康食品の問題点
・臨床でのデータが少ないため治療方法が確立していない
・副作用のデータを取る必要がないため安全性が十分に確立していない
・問題点などの情報が伝わりにくい
・同じ成分(生薬)を含んだものでも値段に相当な開きがあり、どれを選んでよいかわからない。
・効能効果がうたえないため、実際どのような効果があるのか調べにくい

健康食品をどう考えるか
・値段は高ければ高い程よいということはありません。もちろんそういう場合もありますが・・・
・基本的には生薬のひとつとして考えた方がよい。
・ある特定の疾患に著効するといわれるものであっても、万人に効くものは存在しない。
・自分の体質にあうかどうかを考えるべきです。

健康食品を選ぶためには
・良心的な店を探す。
・同じ成分の商品を2、3店回って話を聞く。
・各店の同じ成分を含んでいる商品の相場を知る。
・中間位の値段の商品を1ヶ月分だけ購入する。
・その商品だけを1ヶ月服用する。
・その商品を飲み終わった後で次の商品を購入する。

結論として
・残念ながら現在の所、ご自身で健康食品を選ばれるとき合っているかどうかは飲んでみないとわかりません。しかし基本的には特別なものでない限り1ヶ月も服用すればあっているかどうかはご自身でわかるはずです。同時に色々なものを同時に服用し始めると良くなっても何が効いたのかわからないことのなりますし、組み合わせることによって効能が反って低くなることもあります。それは当薬局に来ていただければ調べることができます。来られない方は上記に書いたような方法でお試しください。