漢方治療と不妊症
漢方(中国医学)では不妊症の原因をいくつかのタイプに別けて考えて、それぞれに異なった治療をおこないます。
漢方的不妊症の分類と治療法
A漢方的不妊症の分類その1
血虚(血の量や血液の栄養不足)
生理の周期が不規則(35日以上または20日くらい)、経血量が少ない(2,3日で終わってしまう)生理の終わりに体調を崩す、顔色が良くない、肌が乾燥する、貧血傾向、爪がもろい等
B漢方的不妊症治療法その1
補血(血液の量を増やす、栄養状態を改善する)
当帰芍薬散
A漢方的不妊症の分類その2
腎虚(老化、免疫力の低下)
高温相になるのに日数がかかる、高温相が続かな生殖機能の低下(黄体機能不全、機能低下)、無排卵、低体温、白ホホルモンバランスの乱れ) 髪、抜け毛が多い、腰や膝のだるさ、耳鳴、性機能の減退等
B漢方的不妊症治療法その2
補腎(老化の予防、免疫力のアップ)
参茸補血丸、至宝三鞭丸、マカ
A漢方的不妊症の分類その3
お血(血液の流れが悪い)
子宮内膜症や筋腫、卵巣のう腫がある、冷えのぼせ、月経痛がひどい、月経血が暗黒色で血塊がまじる、頭痛、肩こり、目の下のくま、等
B漢方的不妊症治療法その3
活血(血流を良くする)
桂枝茯苓丸、桃核承気湯
A漢方的不妊症の分類その4
肝気鬱結(自律神経失調)
生理の周期が一定しない、生理前になると乳房や張ったり、イライラしたり、生理前頭痛、月経前緊張症候群
B漢方的不妊症治療法その4
疎肝理気(自律神経の調整)
きゅう帰調血飲、逍遙散
A漢方的不妊症の分類その5
気虚(エネルギー不足)
疲れ易い、食欲不振、気力がない、かぜを引きやすい、息切れ易い、不正出血し易い、生理が早くくる
B漢方的不妊症治療法その5
補気(エネルギー補給)
補中益気湯、六君子湯