漢方(東洋医学)からみた膀胱炎(頻尿)の原因と治療法
腎陽虚
身体の老化(代謝機能の低下)と免疫力の低下、それに伴う冷えが原因となって生じる頻尿など
漢方薬の代表的処方
八味地黄丸(八味丸)
体の基礎代謝を高め、免疫力を強化して膀胱炎になりにくくする体質改善の要素が強い漢方薬です。

牛車腎気丸
八味丸に血行改善作用の生薬と利尿作用の生薬が加わったもの。尿の出がよくない場合に用います。
膀胱湿熱
感染症による膀胱における炎症状態です。尿しぶり
漢方薬の代表的処方
猪苓湯
利尿作用と消炎作用、利尿作用による細菌・ウイルスの排泄効果があります
肝胆湿熱
精神的な問題や自律神経の失調と細菌感染の複合型と考えられる症状を呈します。下腹部の緊張や身体の側面にはりを感じる。場合によってはこしけや尿のにごりを伴います。
漢方薬の代表的処方
竜胆瀉肝湯
利尿、消炎作用に加え、抗菌作用や、自律神経調節作用もあると考えられています。
気陰両虚(一時的な体力低下に伴う場合)
気はエネルギー陰は身体の体液成分や身体の物質的なものすべてです。それらが不足して体力が低下した状態です。実際には激しいスポーツや夏場、物事を集中してがんばった後などにこのような状態が起こると考えられます。
漢方薬の代表的処方
清心蓮子飲
興奮状態を沈静化させる生薬やからだを元気にする生薬、利尿作用のある生薬などを含んでいます。